カテゴリーアーカイブ: Movie

先日「ソウル・パワー」試写会に行ってきました。

当時、ドン・キングがプロモーターとしてうまいことやった最初の大イベントZAIRE ’74

アフリカの独立国家ザイール政府の援助を引き出してアリvaフォアマンのタイトルマッチをキンシャサで開催、それに合わせてアフリカ系のミュージシャンとアフリカのミュージシャンが一堂に会する音楽イベントも計画するも、
フォアマンの負傷のためタイトルマッチは延期、
音楽フェスのほうだけ先行で開催された。

元々映画化が計画されていて、撮影は行われたが、その後お蔵入りになったものが再度 音楽映画として編集されて公開されることになったもの。

あっという間に終わってしまって物足りない。

映画として93分に編集されているのがもったいない。

ノーカットで撮影された映像全てを、特に各アーティストのステージはフルで観たい。

それでも当時の生の記録として最高の音楽映画。FUNKY.

ファニア・オールスターズとか、セリア・クルーズのラテン系アーティスト

やアフリカのバンドまで参加してたのは新たな発見でした。

アリ vs フォアマンのタイトルマッチのほうをメインにした映画

When We Were Kings もあわせてみることをお勧めします。

邦題は『かけがえのない日々』だったか。

『ランブル・イン・ザ・ジャングル』と称されるこのタイトルマッチについて、ジョー小泉氏の解説を参照すると

ランブル・イン・ザ・ジャングル
これは「ジャングルにおける闘い」の意味で、ザイールのキンシャサで行われたアリ、フォアマン戦を指す。このとき、アリは予想では圧倒的劣勢で、豪腕フォアマンに粉砕される、という声が強かった。

アリは「ロープ・ア・ドープ」と名づけた戦法でフォアマンを消耗させて反撃する作戦に成功した。フォアマンがペースを忘れ倒しにかかり体力を消耗したため、あのような奇跡的番狂わせが起こった。本当に紙一重で勝ったような激戦だった。

Big Lの”Devil’s Son”を聴くと、何故か高田馬場の駅前の風景が浮かんでくる。

この曲はプロモでしか12”がなくて、当時そのレコードの存在をムロから教えられて、授業さぼって馬場の駅前にあったプロモ屋さんに探しにいった時の記憶が曲にこびりついている。その12”は結局全然見つからなくて、手に入れたのはその4、5年後。

ロード・フィネスのプロダクションも冴えてて、かなり影響を受けた。

Street Struck: The Big L Story

notorious-sdtrk

Biggie Smallsを描いた映画「NOTORIOUS」のサウンドトラックが間もなく発売。

過去のヒット曲や、すでに出回っているJAY-ZやJADAKISSのトラックのほか、”One More Chance”では、ビギーの息子のCJが競演してたり、未発表のデモテープまで収録されている(下記のmediafireリンク)。

それを聴いて思い出した昔の話。

1993年夏に、マイクロフォン・ペイジャーがNYのニューミュージックセミナーに参加した同じ時期、マンハッタンのダウンタウンのあちこちで開かれていたヒップホップレ−ベル合同の新人のショウケースを見て回ったのだが、どのクラブに行っても登場してたのがビギーとウータン・クランで、どちらもステージにクルーが大挙してあがって暴れ回って客席よりも盛り上がってみせるので、「あ、またかよ…..」と。

ウータンはすでに「protect ya neck」と「method man」をインディーズのウータンレコードからヒットさせてメジャーとの契約を勝ち取っていたのでそれなりの知名度はあった。

しかし、ビギーはまだ「Party & Bullshit」しかリリースがなく、Mary Jへの客演バースをやってみせて、あのラップをやっている奴か、と客に認識されるくらいの知名度だった。「Party & Bullshit」の後半の乱闘が起こって”Chill Men,CHILL!”と叫ぶブレイクダウンの部分で、毎回実際にステージで乱闘が起きるパフォーマンスをしてみせるので、本当に喧嘩が始まったと勘違いしていい迷惑だったのもいい思い出だ。実際にクラブでの乱闘は日常茶飯事だったし。

次の年の夏にはJUICYの大ヒットでポップチャートの仲間入りをした上に、B面の「Unbelivable」でNYのアンダーグラウンドシーンもロックするという、本当にUnbelievableな活躍を見せ、NYのヒップホップシーンのシンボルになっていた。

その後、ビギーとBAD BOY RECORDの成功をきっかけにNYのヒップホップはどんどん商業的になっていって、ついでにジュリアニ市長とNYPDの締め付けで、乱闘を起こすような若いオーディエンス向けのヒップホップのパーティはダウンタウンから締め出されていった。

Notorious (2009) OST

01.  Notorious B.I.G. – Notorious Thugs (Featuring Bone Thugs-N-Harmony)
02.  Notorious B.I.G. – Hypnotize
03.  Notorious B.I.G. – Notorious B.I.G (Featuring Lil’ Kim And Puff Daddy)
04.  Notorious B.I.G. – Juicy
05.  Notorious B.I.G. – Party And Bullshit
06.  Notorious B.I.G. – Warning
07.  Notorious B.I.G. – One More Chance/Stay With Me (Remix)
08.  Jay-Z – Brooklyn Go Hard (Featuring Faith Evans)
09.  Jadakiss – Letter To B.I.G (Featuring Faith Evans)
10.  Notorious B.I.G. – Kick In The Door
11.  Notorious B.I.G. – What’s Beef?
12.  Notorious B.I.G. – The World Is Filled…(Featuring Too Short And Puff Daddy)
13.  Notorious B.I.G. – One More Chance/The Legacy (Remix) (Featuring CJ Wallace And Faith Evans)
14.  Notorious B.I.G. – The Notorious Theme (Composed By Danny Elfman)
15.  Notorious B.I.G. – Microphone Murderer (Demo
16.  Notorious B.I.G. – Guaranteed Raw (Demo)  (Mediaifre)
17.  Notorious B.I.G. – Love No Hoe (Original Demo Version)  (Mediaifre)

「ドールマイト」というバッドニガー・フォークロアを自ら語るだけではなく、レコード化、映画化させて、アメリカの黒人口承文化の伝統を広く世に広めた存在だったコメディアンのRudy Ray Moore ルディ・レイ・ムーア氏が亡くなりました。81歳でした。

黒人独自の口承文化を知らず、英語すら理解できない我々にとってはわかりづらい、数多くのレコードや映画を残した彼の活躍は、単にお色気と大ボケが満載のC級コメディ映画をやっていただけの人ではなくて、 トゥスト(toast)と呼ばれる、全て韻を踏んだ文で構成された独特な形式の物語の語り部として人気があり、さらにレコードや映画になることでその物語の主人公を自ら演じ、体現していた。

ラップというスタイルの誕生に影響を与えたと言われていて、多くのラッパー達からもリスペクトされる存在で、スヌープ・ドッグやビッグ・ダディ・ケーンのアルバムへの客演も有名。ヒップホップアーティストに最もサンプリングされたコメディアンでもある。

セリフがライミングになってるのは聞けばわかると思う。
こちらからドールマイトDVDの予告編

「ドールマイト」(Dolemite)
「ヒューマン・トルネード」(The Human Tornado)
「ピティー・ウィートストロー」(Petey Wheatstraw)
「ディスコ・ゴッドファーザー」(Disco Godfather)

ドールマイト関連 Links:

http://www.myspace.com/rudyraymoore

http://www.dolemite.com/

http://www.rudyraymoore.com

マルコムXグラスルーツ・ムーブメントでの2パックの演説

1992年のトゥパックのスピーチ。日本語字幕付き。

more about “マルコムXグラスルーツ・ムーブメントでの2パックの演説 “, posted with vodpod

2PACの12回忌に合わせてDVDを紹介。

上のムービーもボーナスとして収録されている、Tupacの過去の写真やヴィデオ映像で構成されたドキュメンタリー。5年前のリリースなので見た人も多いと思うが、非常に良く出来ていて、マスメディアが作り上げたイメージとは違う、本来のトゥパックの姿を上手く伝えていると思う。

Tupac  Resurrection

これに『ウェルカム・トゥ・デスロウ』とか、『ビギー&トゥパック』なんかまで見れば、トゥパックが犠牲者だってことがよくわかると思う。

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2月に公開予定の『アメリカン・ギャングスター』の公式サイト(上の画像をクリック)がよくできている。

ジェイさんの曲のタイトルにもなっていた「ブルー・マジック」について

bluemagic.jpg
はっきり言ってアメリカの映画公開時の資料をそのまま日本語にすればすむ話なのだが、これまでは映画の宣伝担当者が理解できないのか、ブラックムービーやヒップホップムービーでは、映画とは関係のない音楽ライターなどに丸投げするか、芸能人崩れのラッパーやR&Bシンガーの絶賛コメントをとってお茶を濁してばかりだったから。

もっとも、この映画は大作だし、ジェイZのアルバムでの話題性も効いてるのだろう。

LINK: 過去のAmerican Gangster 関連記事

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